~医療放射線と未来~  徒然日記

放射線医学に携わる日々の活動と 趣味のいけばなを紹介しています。

華道部お稽古15/08/31(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・細野眞・Makoto Hosono・Kinki University)

夏休みが明けて毎週のお稽古が再開しました。今日はとりわけ大勢の部員が参加してくださいました。
さて、ツルウメモドキ(蔓梅擬)、ニリンギク(二輪菊)、モンステラの3種を瓶花に直立型に生けました。主枝はツルウメモドキ、重いので安定位置を取るのが難しいことを見越して、根元にしっかり太い横木を付けたところ、うまく据えることができました。とはいうものの、枝振りの形から表面を表に向かせると弯曲が普段とは逆になってしまいますので戸惑ったのですが、これはこれで良いのだそうです。副枝にもツルウメモドキ。ニリンギクの3本のうち1本を客枝、もう1本を主枝より後ろに、しかも低く生けます。そして前側の中間枝に残りの1本。ここでお師匠様から高度な技を教えていただきました。つまりモンステラの葉を1枚入れるのです。このモンステラを生けるのに、干渉する主枝のツルウメモドキの小枝を1つ落としました。凝縮した空間ですので、隣接した枝の微調整が必要です。仕上がってみると、モンステラを入れることで全く別の趣が加わります。また位置を調整してニリンギクをモンステラの前に置くことで、モンステラの強さを緩和することができます。まさに葉をうまく活かすところがおはら流の真骨頂と言ってよいのだと思います。今回は、最初にツルウメモドキを安定に据えることができて半分安心してしまったのですが、それに留まることなく、さらに良い作品に磨き上げることがだいじであるということを学びました。
なおツルウメモドキは数日経つと色づくそうですので楽しみです。

次に盛り花の直立型に生けかえました。ツルウメモドキを主枝と副枝に。3本のニリンギクを客枝、後方の中間高(後方とは言っても主枝よりは前)、前方の中間低に生けます。ここでまた、モンステラの生け方が最大のポイントとなります。お師匠様に教えていただいて思い切って前を向かせます。さらにモンステラの葉の切れ目に副枝のツルウメモドキを通しますし、前方の中間低のニリンギクも通します。凝縮した空間に絶妙の配置です。他の枝で一杯になっているところに、大きなモンステラを堂々と入れてしまうとは、全くお師匠様ならではの技術としか言いようがありません。仕上がってみると、モンステラの前にツルウメモドキとニリンギクが顔を出すユニークで可愛らしい形ができています。

DSC00848-瓶花150831

DSC00855-盛り花150831

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