~医療放射線と未来~  徒然日記

放射線医学に携わる日々の活動と 趣味のいけばなを紹介しています。

華道部お稽古16/09/26(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・細野眞・Makoto Hosono・Kindai University)

マンサク(万作)、ホトトギス(杜鵑草、時鳥草)、ニリンギク(二輪菊)の3種を盛花の直立型に生けました。マンサクの1本が面白く弯曲した姿でしたので、直立型の主枝として生けると引き立つと判断しました。そこで主枝、副枝にマンサクを配置。その合間にホトトギスを1本生けますが、このとき少し低めにして、主枝のマンサクと喧嘩しないように、うまく語らい会うようにします。もう1本のホトトギスを前方に生けます。ホトトギスは、斑点のある花びらが鳥のホトトギスのおなかにある模様と似ているためこの名前をつけられたそうです。花の色は今日のような紫のほか、白、黄もあります。またホトトギスは抱茎葉(ほうけいよう)といって、葉の基部が茎を抱く形をしています。ニリンギクは3本で、客枝と中間枝2本です。注目点は、中間枝2本として、奥にかなり低い枝、真ん中にも低い枝を生けていることです。奥の低いニリンギクは写真では真ん中のニリンギクに隠れていますね。低くすることによって、主枝のマンサクの枝が露わになって、躍動感を醸し出すことができます。花同士が語らい合い、動きのある佇まいとなりました。造形の佇まいが良いと、色彩も引き立ってきます。最初はいずれの枝も地味かなと思った花材の色彩でしたが、ホトトギスの紫、ニリンギクの紫とマンサクの枝の紅色が溶け合って、気品ある粋な調和を示しています。あとは、主枝のマンサクの小枝が後ろに伸びて奥行きを感じさせるのも良い点です。

DSC00679-盛花160926

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華道部お稽古16/09/12(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・細野眞・Makoto Hosono・Kindai University)

シオン(紫苑)、ケイトウの2種を瓶花の直立型に生けました。シオンは葉を2種類持っていて、普通に茎から生える葉と根出葉(こんしゅつよう、茎の根部から生える葉)です。シオンを主枝と副枝に生けますが、このとき両者の間を空けてスペースを作るのが大事です。また予めシオンの根出葉を足元に2枚生けてからその後の枝を生けます。根出葉は元々生えていたようにシオンに寄り添うように生けるのがコツです。ケイトウ3本を客枝、中間高、中間低に生けます。ケイトウの葉が鬱蒼としていますので適宜取り除きます。その間のスペースに3枚目の根出葉を生けます。シオン(紫苑)、ケイトウが調和して秋の季節感を醸し出す気品ある作品となりました。お師匠様のご指導のおかげです。

次にシオン(紫苑)、ケイトウの2種を盛花の直立型に生け替えました。シオンを主枝、副枝に生け、それぞれ根出葉を2枚ずつ添えます。ケイトウを客枝、中間高、中間低に生けます。シオンの可憐な花とケイトウのコントラスト、さらにシオンの根出葉が絡んで色と形態のメリハリが面白いですね。

DSC00668-瓶花160912

DSC00670-盛花160912



華道部お稽古16/09/05(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・細野眞・Makoto Hosono・Kindai University)

ゴッドセフィアーナ、ハナナス(花茄子)、ニリンギク(二輪菊)の3種を盛花(もりばな)の傾斜型に生けました。ゴッドセフィアーナは2本用い、1本は主枝に、もう1本は中間枝に生けます。中間枝は正面に向きすぎると平板になりますので斜に構えさせます。ハナナスを4本用い、1本は副枝にして、やや後ろに向け、もう1本は背を高く生け、残り2本を開いたスペースに配置します。 ニリンギク3本は、1本は客枝、1本は前方に生けますが、もう1本は後方に配置して、ゴッドセフィアーナから顔を覗かせるようにします。今回のいけばなは、直立型でなくて傾斜型にしたこと、主枝に葉ものであるゴッドセフィアーナを生けていること、主枝・副枝・客枝が違った花材であること、さらに元々は長い花材のハナナスを切り分けて本数を増やし実の豊饒感を演出していること、これらの点が別格に洒落た印象を創り出しています。お師匠様のご指導のおかげです。

DSC00654-盛り花160905



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