~医療放射線と未来~  徒然日記

放射線医学に携わる日々の活動と 趣味のいけばなを紹介しています。

華道部お稽古15/09/28(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・細野眞・Makoto Hosono・Kinki University

「秋の野のおしなべたるをかしさは、薄(ススキ)こそあれ」清少納言 枕草子

ホトトギス、ケイトウ、ススキの3種を瓶花に直立型に生けました。ホトトギスを主枝と副枝に。ホトトギスはあまり大きくないので主枝にしてよいのか戸惑いますが、これは大丈夫、ただし前ごけしないようにしっかり立てて生けます。安定位置でホトトギスが左を向いてしまったのはご愛敬です。副枝のホトトギスはできるだけ寝かして、主枝との空間を作ります。ケイトウを1本、これは前に根締めして、主枝が前ごけしないように支えさせます。ケイトウは重量感があるので、1本で十分です。ススキを2本、まさに「おしなべさせて」しなだれつつ、緊張感を保つよう、絶妙の間合いを取った位置決めです。もう1本の長いススキの葉を左にたなびかせます。

次に盛り花の直立型に生けかえました。ホトトギスを3本、主枝、副枝、中間枝に生けます。とりわけ中間枝をちょっと短くすると、葉で足元が隠れて落ち着きます。3本のそれぞれの長さ、向きが似ないように、うまく違えます。次にケイトウを2本、客枝と中間枝に生けます。客枝のケイトウの葉が鬱蒼としていましたので、いくらか落とします。次にススキを2本、思い切って後ろに根元を置いて、かなり前に傾けて生けます。もう1本の長いススキの葉を左にたなびかせます。ススキをおしなべる、ことが大事ですね。

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DSC00905-盛り花150928



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華道部お稽古15/09/14(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・細野眞・Makoto Hosono・Kinki University)

シバグリ(芝栗)、ケイトウ(鶏頭)、リンドウ(竜胆)の3種を瓶花に直立型に生けました。主枝にシバグリ、しっかりS字に矯めます。副枝もシバグリですが、この枝の先端は、葉が枯れたり、イガが疎らだったり、頼り無かったので思いきって先端を落としました。また副枝は最初の生け方では立ちすぎて狭い作品になったので、寝かして生け直したところ、幅広に形良くなりました。ケイトウ2本を客枝と奥の中間枝に生けます。リンドウは2本、1本は客枝に添えて生けるため、茎を前の狭い隙間に通します。もう1本はやや背の高い枝を後方のケイトウに添えて生けます。いずれのリンドウも中に入れた方が良いですし、リンドウを入れることで2本のケイトウが平板で単調に見えるのを解消できます。根締めができたように思います。大事な点としてケイトウもリンドウも瓶の口に葉がかからないように落します。課題としては主枝が少し前に倒れているので次回はもう少し安定位置に直立させたいと思います。

次に盛り花の直立型に生けかえました。シバグリを主枝と副枝に、ケイトウを客枝、中間高、中間低に生けます。主枝、副枝、客枝の3角にケイトウの3角が内包されます。その囲まれた空間にリンドウ2本を高低のメリハリを付けて生けますと、奥のリンドウがすっと背が高く見えて映えます。最後に前の足元が淋しかったのですが、2年生の部長さんがドラセナを分けてくださったので、ありがたく頂戴して生けました。あとはお師匠様に助言いただいたのですが、葉を落とすときも千切らないで丁寧に茎をつけたままハサミで切ると、再利用できるということです。

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DSC00891-盛り花150914





華道部お稽古15/09/07(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・細野眞・Makoto Hosono・Kinki University)

マンサク(万作)、リンドウ(竜胆)、オミナエシ(女郎花)の3種を瓶花に直立型に生けました。主枝はマンサクですが、矯めが効くことをお師匠様に教えていただき、かなり軋む音がするほどに矯めましたが折れることはありません。また安定位置に立てるのが難しいですが横木の位置はオーソドックスに左右横方向がよいようです。はじめ前後縦方向にしていたのは不調法でした。副枝にもマンサク。主枝も副枝も茂る葉を落して幹の形を露にすると姿が綺麗です。リンドウの2本のうち、1本を客枝、もう1本を中間高に生けます。下の方のリンドウの花が瓶の口に掛らないように千切って落します。次にオミナエシの生け方も大事です。鬱蒼としたオミナエシの花材から枝を切り分けて生けていきますが、脇枝を使ったので弯曲があって、なかなか安定位置に留まりません。真っ直ぐな芯枝を使えばより容易に生けることができ、それが原則でした。ただ結果的には脇枝のおかげで柔らかい感じになりました。オミナエシは真ん中に持ってきてリンドウ・マンサクと交じり合うようにします。そのためにわずかな空間に入れ込むこととなり、かなり凝集した感覚となるのに気づきました。これがお師匠様のいつも仰る「根締め」ということだそうです。根締めができれば自然に花の形も整います。

次に盛り花の直立型に生けかえました。主枝と副枝にマンサク、客枝にリンドウ、中間枝にもう1本のリンドウ、これは主枝と向き合わせます。オミナエシを真ん中に生けます。瓶花で使わなかった芯枝を1本使いました。それだけでは高低のメリハリがつかず、拡散してしまい、すっきりと収まらないので、枝を切り分けて適度な高さにして適所に入れ、ふんわりとまとめます。色付いたマンサク、深い青のリンドウ、可憐なオミナエシが心通わせているかのようです。盛り花も根締めをイメージすることが効果的です。

DSC00867-瓶花150907

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