~医療放射線と未来~  徒然日記

放射線医学に携わる日々の活動と 趣味のいけばなを紹介しています。

華道部お稽古14/09/29(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・Makoto Hosono)

ニシキギ(錦木)、キク、ハランを瓶花(へいか)に傾斜型に生けました。主枝のニシキギが形良く安定するように長めのT字の横木を適切な角度に付けました。副枝のニシキギは主枝の長さの1/2でやや後ろ向きに。キク3本を客枝1本、中間枝2本として3角形に配置しますが、3本のうち2本は近接させるのが基本ですね。次にハラン2本の使い方が大事で、1本は前方にキクを受けとめるように生けるのは自然として、もう1本はニシキギとキクを繋ぐように生けますが、その向きがポイントで、横に広がらないようにかつ葉の表面がちょっと前を覗くようにすると上品です。最後にお師匠様が、もう1本ニシキギを中高(なかだか)の中間枝として加えてくださいました。この中高のニシキギがキク、ハランと上手に調和しつつ、作品全体にダイナミックな骨太なイメージを醸し出します。赤く色づいたニシキギ、紫のキク、濃緑の艶やかなハランのコントラストが見事です。

次に同じ花材を盛り花の傾斜型に生けかえました。
ニシキギの3本(主枝、副枝、中高の中間枝)、キクの3本(客枝、中間枝2本)、ハラン2本の基本的配置は瓶花と同じです。瓶花よりスペースが広いので、適宜、それぞれの枝を前方向に傾けて隙間ができないようにします。今回一番のポイントは、中ほどに位置するハラン、中高のニシキギ、右側のキクの3本が語らうように寄り添いつつ、ニシキギがハランの後ろに顔を出し、キクがそちらを向いているところが絶妙の愛らしさとなっているところです。

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華道部お稽古14/09/22(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・Makoto Hosono)

ヤブサンザシ、ニリンギクを瓶花(へいか)に直立型に生けました。ゆるやかにうねった枝振りのヤブサンザシを選んで主枝とし、小枝をはらったのち、縦に締まるような向きに生けると躍動感のある姿となります(枝の弯曲のために後ろ向きになりがちでしたが絶妙の角度を選びます)。副枝にもヤブサンザシを生けます。主枝と副枝の間の空間にニリンギクを配置し、もう1本のニリンギクを客枝とします。客枝がどれかと考えるよりも、枝の個性に応じた配置が良いとお師匠様に教えていただきました。ヤブサンザシの色づいた葉と実が秋らしく、それぞれの枝の持ち味を生かして、ダイナミックな動きがあって立体的な奥行きのある作品とすることができました。もうひとつ技術的な点としては、瓶の口あたりで枝同士が触れあう部分で丁寧に小枝や葉を取り去ると枝が安定します。

次に同じ花材を盛り花の直立型に生けかえました。
主枝にヤブサンザシ、副枝にヤブサンザシとします。次に繋ぎのヤブサンザシを主枝と副枝の間の空間に生けようとしたのですが、お師匠様によるとこの場合は繋ぎのヤブサンザシではなくて、ニリンギクを主枝と副枝の間に寄せて来ればよいそうで、なるほどそうすると余分な枝を足すことなくシンプルに見事に空間が埋まります。もう1本のニリンギクは客枝です。短くすると足元が隠れます。

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米国放射線腫瘍学会ASTRO(近畿大学高度先端総合医療センターPET・近畿大学医学部放射線医学・Makoto Hosono)

サンフランシスコで開催された第56回米国放射線腫瘍学会ASTROに参加しました。

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華道部お稽古14/09/08(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学医学部放射線医学・Makoto Hosono)

今日は中秋の名月です。
マンサク、ススキ、キクを瓶花(へいか)に直立型に生けました。主枝にマンサクを葉が表に向くように生けます。根元のT字の横木をできるだけ長くして瓶にフィットさせるのが大事です。副枝のマンサクも葉が表に形良く向くように生けます。葉が鬱蒼としないように適宜落とします。キクは3本、客枝に1本、客枝と副枝の繋ぎに1本、いずれも俯かないように向きに注意です。もう本の主枝に添えたキクは主枝に向かって語りかけているようです。キク3本の3角形と、主枝・副枝・客枝の3角形が重なります。その3角形の真ん中に穂の開いたススキを1本生けると、ススキの黄金色とキクの紫が鮮やかな対比をなしてパアッと明るくなり、ちょっとした魔法を見ているかのようです。そしてもう1本のススキは主枝のマンサクの後ろにすっと立たせるとマンサクの枝の曲線とススキの直線が見事に調和します。最後にススキの枝にススキの葉を添えますが、葉を1本ぐっと前方に棚引かせると洒脱な造形になります。

次に同じ花材を盛り花の直立型に生けかえました。
主枝にマンサク、副枝にマンサク、盛り花なのでスペースがあるため、繋ぎのマンサクも生けることができます。これはちょっと背を低めに、かつ葉が表に向くように調整します。客枝を含めてキクの3本を3角形に配置します。真ん中の空間に穂の開いたススキを生け、葉を1本、あたかもこのススキから生えているように添えて前方に出します。そしてもう1本のススキは先ほどの瓶花と違わせて、ちょっと背を高くして主枝の前に生け、しかも葉をやや左に棚引かせると、このススキを通して主枝の曲線が覗けるのが実に面白いです。

本日はお師匠様のご指導のもと、瓶花も盛り花も会心の作となりました。それぞれの花材の持ち味・個性を引き出して調和させ、初秋らしい気品を醸し出すことができました。

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DSC01335-盛り花140908


華道部お稽古14/09/01(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示・近畿大学放射線医学・Makoto Hosono)

夏休み明けでお稽古が再開しました。

石化エニシダ、二輪菊、ドラセナ・ゴッドセフィアナを瓶花(へいか)に直立型に生けました。主枝に石化エニシダ、副枝にも石化エニシダ、その間に繋ぎの枝としてもう1本石化エニシダを生けます。これは写真ではちょっと左に倒れて見えますが、実際にはもう少し右にあります。瓶の入り口でのこれらの枝の配置を引き締めます。客枝に二輪菊、中間枝にも二輪菊、葉をほぐして形を整えるのと、葉が横広がりならず縦にするのがポイントです。さらにドラセナ・ゴッドセフィアナを左前に低く生けます。最後に、もう1本のドラセナ・ゴッドセフィアナを空間の真ん中に置くと、明るさとお洒落さが加わり、すべての枝が調和して見違えるような作品になりました。まさに画竜点睛です。

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今日はもうひとつの作品として、フウセントウワタ、リンドウ、ケイトウを盛り花に直立型に生けました。フウセントウワタ2本を主枝と副枝に生けます。フウセンが多すぎるので、適宜端折ります。ケイトウ2本を客枝と中間枝に生けます。花が首をかしげているので、俯いたり後ろ向いたりしないように、向きを調整します。リンドウ2本も生けます。足元の剣山を隠すのに先ほど端折ったフウセンを置きます。闊達な作品となりました。

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