~医療放射線と未来~  徒然日記

放射線医学に携わる日々の活動と 趣味のいけばなを紹介しています。

華道部お稽古13/09/30(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示)

エニシダ、カーネーション、ソリダコの3種を「傾斜型」に生けました。エニシダ(矯めが効きます)は全部で4本、これらを主枝、副枝、中間枝(高)、中間枝(低)とします。中間枝(高)をすっと立たせると姿が綺麗です。
またカーネーション3本を客枝、前の中間枝、後ろの中間枝とします。エニシダの中間枝(高)(低)とカーネーションの後ろの中間枝が向き合って語り合うような趣です。ソリダコをこれらの中間に配します。前のカーネーションに葉が少なく足元が見えてしまうので、ソリダコの短い枝を取ってきて、カーネーションの周りに生けるとうまく隠れます。エニシダの弯曲が作品全体のモチーフを形作っています。またエニシダには箒のような細い真っ直ぐな枝も生えていて、弯曲部との対比が面白いですね。

DSC01114_130930.jpg

スポンサーサイト

華道部お稽古13/09/09(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示)

キビ、オリエンタルリリー、モンステラの3種を「直立型」に生けました。キビ2本を主枝、副枝とします。オリエンタルリリーは1本ですが、花が3つ咲いており、これを客枝とします。モンステラは2本ですが、大きな葉が主体の観葉植物なので2枚と言ったほうがよいかもしれません。で、モンステラを主枝・副枝に添えますが、モンステラの位置・方向・傾け方が実に大きなポイントです。主枝に添うモンステラの軸は向かって右に傾け、副枝に添うモンステラの軸は向かって左に傾けて、両者の向きが似ないように、変化を付けるようにします。さて、そうは言っても、葉が大きいので副枝のキビに添わせようとすると接触してうまく寄り添ってくれないので、モンステラの葉に切れ目を入れて、そこに副枝の茎を通すというテクニックを使いました。これでキビとモンステラが一体になって綺麗に収まりました。
今回はキビ2本、オリエンタルリリー1本、モンステラ2本という、まことに簡素な構成ですが、モンステラの大きな葉の個性を適所に配置することにより、立体感を醸し出すとともに、スマートに枝々の足元を引き締めることができました。実に、小原流では葉の使い方が大事ですね。
余談ですが、「モンステラ」と最初聞いたときは、切れ込みのある葉の形態から連想して、Mont Stella (星の丘)と思ったのですが、実際にはMonsteraと綴り、サトイモ科の観葉植物だそうです。

DSC01101-130909.jpg

華道部お稽古13/09/02(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示)

キイチゴ、ケイトウ、コギクの3種を「傾斜型」に生けました。キイチゴ3本をそれぞれ主枝、副枝、そして両者の間のつなぎの枝とします。傾斜型の主枝には、傾けて姿の綺麗な枝を選択することが大事です。葉が多すぎると重いので何枚か端折ります。つなぎのキイチゴを配置することで作品全体の葉(キイチゴ)と花(ケイトウ、コギク)とのバランスが随分違ってきますので、立ち姿のすっきりした枝を選びます。ケイトウは3本ですが、客枝とその添え枝に1本ずつ、残り1本はつなぎのキイチゴのそばに向き合うように生けます。ここでケイトウの花は種の見える側を表と考えて、表が見えるように、しかも平板にならないように少し斜め向きに生けるのがコツです。最後にコギクをケイトウの合間に生けますが、そのままですと蕾がたくさんで鬱蒼とした印象になるので、小さな蕾は落とします。キイチゴの葉の特徴ある形態ととケイトウ・コギクの花の赤・黄の色彩が、互いに寄り添いながらコントラストを醸し出しています。

DSC01092-130902.jpg



プロフィール

細野眞

Author:細野眞
FC2ブログへようこそ!

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
QRコード

QR