~医療放射線と未来~  徒然日記

放射線医学に携わる日々の活動と 趣味のいけばなを紹介しています。

華道部お稽古(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示)12/10/15

クッカバラ、ガーベラ、カスミソウを「かたむけるかたち」に生けました。実は「かたむけるかたち」は今回が始めてです。主枝にクッカバラを左やや後方に大きく張り出させ、葉の光沢面を前方に向けます。 クッカバラは観葉植物で、切れ込みのある葉が特徴的です。客枝にガーベラを前方中央やや右に生けます。残りのガーベラ2本、クッカバラ2本、カスミソウは皆中間枝ということになります。やや左に伸びるガーベラの姿が可憐です。もう1本のガーベラは奥まったところに低く生けて、高低のメリハリを付けることにより、3次元的な広がりが演出されます。客枝のガーベラを受ける形にクッカバラを挿します。もう1本のクッカバラの位置が工夫のしどころで、思い切って右端に配置して、しかも光沢面を右外に向けました。最後にカスミソウをガーベラとクッカバラの合間に生けて、赤、緑、白の可愛らしいコントラストを醸し出します。クッカバラは水切りしたほうがよいようです。また手前のクッカバラは大きすぎたのでハサミで切って整形しました。

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横からみると3枚のクッカバラが大きく枠組みを形作っているのがわかります。その中のガーベラとカスミソウが可愛い。
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華道部お稽古(近畿大学高度先端総合医療センターPETに展示)12/10/01

キイチゴ、二輪菊、ススキを傾斜型に生けました。主枝にキイチゴ、枝も葉も少し赤く色づいたものを選びました。葉を少しはらって、枝のクネクネした躍動感を露わにします。キイチゴは矯めが利きます。副枝はキイチゴで葉が2枚のものを奥の方に、真横よりちょっと後ろに生けます。副枝のキイチゴは赤みがなく青々したもので、主枝とのコントラストが付きます。主枝と副枝の間の空間に中間枝のキイチゴを配置します。これは葉の向きを向かってやや右前にすると表情が出ます。二輪菊の1本は客枝とし、もう1本は思い切って奥に生けます。主枝、客枝、中間枝の合間にススキを2本生けます。ススキはあまり高くないほうが、キイチゴや二輪菊と調和する。さらにススキの葉を手前に生けて張り出させます。これもあまり大きな葉では強すぎるので控えめにします。またあまり垂れると単調・平板になります。そこで、ひとつ工夫があり、左横から見た画面でキイチゴの葉を折って反対方向に棚引かせているのがおわかりでしょうか。お師匠さんに教えていただいたもので、まさに匠の技です。葉に遊び心と造形の妙が演出されました。最後に足下にキイチゴの葉を3枚配置して、剣山を隠して引き締めます。この3枚のキイチゴの葉も、平板にならないよう少し立たせると、流れるような雰囲気と緊張感を醸し出すことができます。小原流では、葉の扱い方に心を注ぎ、神経を行き届かせるとのことです。確かに葉の生け方で全体を引き締めることができます。
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左横から見た画面でキイチゴの葉を折って反対方向に棚引かせ葉に遊び心と造形の妙を演出。
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